会長からのメッセージ④
このところ肌寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
ご存じのとおり今年は雪解けも早く、早い時期から気温が上がり過去最速で桜が開花するなど、「春耕が早まるのでは」と心配しておりましたが、桜が散るのと時を同じくして寒さが戻ってきました。ここ数日は平年を2~3℃下回る気温に、これまでの心配とは真逆の「健苗は確保できるか」など・・・心配が絶えません。
そんななか、4月21日には柏崎・刈羽地区で極早生品種「葉月みのり」の田植えセレモニーが開催され、田植えシーズンの突入を実感したところです。
このあとの天候にもよりますが、この「葉月みのり」はお盆明けには収穫が始まり、8月20日あたりには県内スーパーの店頭に並ぶものとみられております。これもJAえちご中越の「宝」として生産者と一緒に消費者に定着させ生産拡大にあたって参りたいと考えております。
ゴールデンウィークを目前にして、今後は天気予報とハウスの苗を見比べながら田植え作業が進んで行くものと思いますが、作柄・品質の為にも生産者の為にも穏やかな田植え日和が続くことを願っております。
先日発表された北陸地方の3か月予報でも気温は若干高め、降水量は平年並みとなっておりましたが、あくまで予報。気象変化には敏感に対応頂くようお願い申し上げます。
一方、JAえちご中越本体としては主に令和5年度事業計画をお諮りする通常総代会を5月31日に予定し、準備を進めております。合併初年度でもあり、初期費用も相当額掛かっているため厳しい収支計画となっておりますが、合併後に選出された新たな総代さんから承認して頂けるよう、地区別総代研修会を田植え後に開催することとしております。
合併に際して掲げた「信頼され、選ばれ、必要とされるJA」めざして一歩一歩着実に歩みを進めて参ります。
無事田植えを終えたらまたお会いしましょう(笑)
写真:「葉月みのり」田植えの様子
令和5年 4月 27日
JAえちご中越
経営管理委員会 会長
𠮷田 文彦