日照時間が長い米どころの気候は枝豆にも最適。ＪＡでは若もぎ、鮮度にこだわったおいしい枝豆を生産しています。
7月～10月まで時期ごとにさまざまな品種があり、９月末には抜群の食味が人気の長岡のブランド枝豆「越一寸」、10月には長岡で古くから作られてきた芳醇な香の肴豆が登場します。

穴の開いた形から「先が見通せる」といわれ、縁起物としても食べられるレンコン。100年以上の歴史を持つ伝統野菜の「大口れんこん」は、シャキシャキとした歯ざわりと甘みが特徴。主力品種の「ダルマ」は中之島地域が全国唯一の産地です。2020年には地理的表示保護制度『GI』に登録されました。

果肉が柔らかくジューシーで“可憐でみずみずしい”ことから「越後姫」と名付けられました。
冬に収穫したものは酸味が薄くすっきりとした甘み、春に収穫したものは酸味と甘みがマッチした味わいが楽しめます。
香りも強く、越後姫の時期は直売所が甘い香りに包まれます。

主産地は三条市の石上地区と栗林地区で、信濃川の河川敷に広がる畑は水はけが良く、肥沃な土壌でキャベツ栽培に最適です。
さらに、春・秋キャベツともに県内トップクラスの出荷量を誇ります。春キャベツはみずみずしくて柔らかく、秋キャベツは玉が“ぎゅっ”と締まっているのが特徴です。季節による甘さや食感の違いで、さまざまなレシピに活躍します。

血液をサラサラにする効果があり高血圧や糖尿病に高い効果があると言われています。
定植から出荷までの機械化を整えて栽培しやすい仕組みづくりに力を入れており、生産拡大を目指しています。
6月上旬から収穫が始まり、最盛期は6月中旬から7月中旬です。

長岡では枝豆についで多く作られているのが長ねぎ。
適度な気温と湿度により、柔らく甘い長ねぎが作られています。
令和4年からは長岡で生産部会が設立され、園芸流通センターでの共同選別もスタート。出荷量・品質ともに向上しています。

料理のレパートリーが多く、スタミナ野菜としても知られるニラ。見附市・長岡市中之島地区のニラは県内トップのシェアを誇ります。
ニラは多年草で、1株から年間3～4回の収穫ができます。さらに品種ごとに収穫時期をずらすことで長期間安定的な出荷が可能です。
ＪＡ施設で1日予冷してから出荷するため、県外産に比べて鮮度の良さがうりです。

疲労回復や美肌効果が期待できるビタミンＣがレモン果汁の2倍以上含まれています。
秋作、春作の年2回出荷を行っています。
収穫後の低温管理を徹底して行うことで高品質なブロッコリー出荷を目指しています。

ビタミンＣが多いのが特徴で、生のカリフラワーはみかんの2倍含まれています。
主な品種は、はくすい、バロック、雪まつりを中心に、転作田での栽培に取り組んでいます。
白く美しいカリフラワーになるよう大切に栽培されています。

甘みの強い「くりゆたか」、ホクホクして均等な果肉が特徴の「くり将軍」を中心に栽培しています。
冬のイメージのあるカボチャですが、当地域の収穫最盛期は7～8月。
JAでは、生産者が大切に育てたカボチャを集荷後、選別振分を行い、一玉ひとたま手作業で磨きます。

※くり将軍は2023年より「くり大将」に変更予定

郷土料理のっぺを始め、煮物に素揚げコロッケにと大活躍の里芋。
長岡では主に丸みを帯びた形でまろやかなぬめりとなめらかな食感の「大和早生」、長細い形で強いぬめりの「土垂れ」が作られており、味が良いと市場でも評判です。